2018年01月11日

TNC「ももち浜ストア」出演

1月9日の寒い日にTNC「ももち浜ストア」さんにスパイス研究家として
チラっと出演いたしました。

今回は、唐辛子についてお話ししました。瞬間的な体温上昇ですが、
何より汗をかいたら素早く拭いてください。

そのままにしているとかえって体温が奪われてしまいます。
posted by cozue at 23:05| メディア

2018年01月04日

2018年明けましておめでとうございます

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お正月はいかがお過ごしでしたでしょうか。

何かを悔いるでもなく、
自分を褒めることなどあり得ず、
大きな志を立てることもなく家族と静かに
過ごせた年末年始を

「ああ、これが平和なのかな」

としみじみ思いました。

ネット環境が不便なこともあり、
これを期に個人的SNSを閉じました。
最小限の家事を終えると
手持ち無沙汰に戸惑いました。
そこで、本棚にあった「日本の文学」
を読むことにしました。

いくつかの短編を読むうちに
井伏鱒二の「ジョン万次郎漂流記」
の日本語のリズムに夢中になりました。
140文字でうまいこと、
面白い情報や期せずして
流れてくるニュースも
ありがたかったのですが、
このところ、組み立てが大きく
どっしりとした、流れて失われない
文章を欲していました。

むかし綴られた文章と
読み進める今の気持ちが
共有・同期する僥倖、
そして贅沢なことにまとまった時間が
取れたことは何よりでした。

年の初めに心に残りました
文章を引用しますね。

無人島での絶望の状態から生きると
決めた漁船の親方の宣言。

『ー世界のはては東西南北みな同じように、
行くところまで行けば
東西南北みな世界のはてにきまっている。

いや、この島はまだ世界のはてとは
思われぬにしても、
助け船がこの沖を通ろうとは夢にも
考えられぬ、今日この島に着いたが最後、
この島で朽ちはてるより
ほかはないのだろう。

しかし考えようによっては、
今日この島に着いたのが
天地初発(あめつちはじめのとき)
とも考えられぬでもない。
気を大きくして、
そういうことにしたらどんなものだろう?』

井伏鱒二 「ジョン万次郎漂流記」より
posted by cozue at 16:51|