2021年08月25日

梢庵のリーチポタリーの陶器と本

9月からドリンクを徐々に変更してまいります。

早く香り豊かな紅茶を登場させたいところです。
前からあっても良さそうなものですが、
実は一旦保留しています。

お砂糖やミルクは自由に調節いただけるよう
開店前より準備していました。

気にいる容器を探すのにも時間がかかりました。

特に砂糖容器ですね。

大げさではなくシンプルで梢庵に
なじむもの。お客様に扱いやすいもの。

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こちらはリーチポタリーで生まれた
シュガーポットです。

なんとも言えない青磁のような
グリーン。
茶道具のおなつめのようでもあります。

これがリーチポタリーの印です。

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実はお匙を探すのにも時間を要しました。
と、ようやくセットできたものの
コロナは去らず。。。

スターバックスさんにあった
お砂糖、ミルク、はちみつの
カスタマイズコーナーは
なくなって久しいですね。

感染防止対策のため
梢庵も習いアレンジの幅のある
ストレートティーは未登場の状態です。
しばしお待ちください。

ジンジャーちゃいなど可能な限り
お客様のお好みに合わせて店主が甘さ等を
調整いたしております。

梢庵にはもうひとつリーチポタリー
の焼き物がございます。

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店主のマグです。
10年くらい毎日あらゆる
お茶をいれてきました。
和洋食器どれにもあうのです。

おかしな線はうるしで継ぎました。
自分でやって大失敗。
お恥ずかしい。悔しい。

自分で金継ぎをやろうなんて
思わないでプロにお任せしたほうが
よいですよ!
これもマークが下のほうに

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この子たちの故郷を知りたいな、
工房に行って見たいなとずっと思って
いたらこんな本に出会えました。
↓↓↓
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『バーナード・リーチとリーチ工房の100年:
海とアートの街セントアイヴスをめぐる 』

工房のみならず周辺の
案内もあり、旅に誘う書物です。
工房の存続の危機もありながらいままで
保っていただけて、景色も発展しすぎ
ない街並み、海など素敵な写真がたくさんです。

9月から梢庵の本棚に仲間入りします。

本棚の本は季節や店主の気分で入れ替わります。

posted by cozue at 22:32|

2021年08月16日

『ユダヤ教の祝祭』を観に行ってきました

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西南大学博物館さんの
『ユダヤ教の祝祭』の展示を拝観。
趣のある建物。素敵でした。

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写真も撮っていいとのこと。
予約をして、ほぼ貸し切りの状態で
ゆっくりできました。
宗教的なことはわからないのですが、
宗教概念から生まれる芸術や
食文化には興味がございます。

何教であってもいずれもブレない
美意識というのがあり
いつも純粋に美しいところを
しっかり感受性に添加し、
讃えたいという気持ちで
向き合います。

そう思うことの
自由があるわたくしは
幸せだなと思います。

気になった美しいものたちは
こちらです。

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スパイスタワー。
儀式の際ミルトスなどを入れるそうです。

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小物入れや箱。

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なんといっても特徴的なのはこのお皿
『セデル皿』食べ物の配置も
決まっているお皿です。
くぼみひとつずつに歴史的な意味合いがあります。


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かわいいお皿ですね。

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昔、『ポゼッション』という
ホラー映画があったのですが、
ユダヤ教のエクソシストで
すごくおしゃれでした。
全身ヨージヤマモトかしらと
思うくらい。正装なんですよね。

映像そのものもおしゃれ。
でもこわーい。
サム・ライミが製作ですもの。
全て合点がいく映画でした。


西南大学はキリスト教系の学校で
教授がリアルなものを生徒にみ
せてあげたいと貴重なものを
展示してくださったのです。

なんと一般にも無料開放いただき
ありがたい限りです。

常設では日本へのキリスト教伝来に
ついての展示で、こちらもよいのです。
少しそのあたりの歴史を知っているため
文書などもわかりやすい展示でした。

外にはユダヤ教やキリスト教ゆかりの樹木
ハーブが植えてありましたが、真夏ゆえ
あまりなく、なんといっても35度近い
暑さでゆっくり散策できませんでした。
また日を改めて伺います。

おじゃまいたしました。

posted by cozue at 22:02| 美術

プジョーのナツメグミル

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ハンバーグに必ず入れるナツメグ。
母の代から家庭料理にも登場してたようです。
母はパウダーを使っていました。

わたくしは生意気な大人になり、
やっぱり挽きたてがいいなど
と申すようになりました。
わたくしは桃の種のような固いナツメグ
をチーズグラインダーで挽いていました。
でも怖いのですよね。最後まで削れない。
指を傷だらけにしそうで。

でもプジョーのナツメグ専用のミルなら
そんな心配なく楽々に挽けます!

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こんな爪でガシっとナツメグをとらえます。
さすがミルといへばプジョーです。

ほかのナツメグをスタンバイもできるのが
いいですね。使いたいときにすぐ使える。

梢庵ではナツメグはかなり使うため
どうしても必要なのです。
マサラを作る際、挽きたてのスパイスを
おつくりしています。

ぐるぐるハンドルを回すのは
楽しいですよ♪
posted by cozue at 20:59| モノ