2018年02月11日

世界のサンドイッチ図鑑 

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『世界のサンドイッチ図鑑』 著:佐藤政人
タイトル通り世界のサンドイッチを355も教えてくれる本をご紹介します。

簡単なレシピと歴史と風土を伝えるコラムも素敵です。
なぜか私は枕元に置いています。
眠る前にパッと開いて眺めるのが楽しみです。

サンドイッチのタイプは食パン、バーガーバンズ、ピタパン、
クレープなど様々です。
巻末には珍味、様々なパンの作り方まで掲載されています。

パンをパンで挟んだもの、また重ねただけの冗談みたいなものが
レシピとして存在することに驚きました。
おかゆとアイスを挟んだもの、ステーキを挟んだというより
パンに詰め込んで重しをしたものなど珍しいアイデアがたくさん。

そういえばパリで食べた「ギリシア風サンドイッチ」は
地元でも人気で、ヨーグルト、豆、ニンニク、肉に
スパイスの効いた味は、日本のケバブ屋さんでは
出会えない美味しさでした。

イギリスの定番だと思っていたコロネーションチキンサンドは
未掲載でした。一般的ではなかったのかしら。
Cozue流はこちら↓
「コロネーションチキンサンド」
よかったらご覧ください。

著者の佐藤さんのツイッター@MASAHITOSATO1 ‏では、
日本の手料理とはちょっと角度の違った
美味しそうな料理が紹介されています。



タグ:パン
posted by cozue at 17:54|

2018年01月04日

2018年明けましておめでとうございます

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お正月はいかがお過ごしでしたでしょうか。

何かを悔いるでもなく、
自分を褒めることなどあり得ず、
大きな志を立てることもなく家族と静かに
過ごせた年末年始を

「ああ、これが平和なのかな」

としみじみ思いました。

ネット環境が不便なこともあり、
これを期に個人的SNSを閉じました。
最小限の家事を終えると
手持ち無沙汰に戸惑いました。
そこで、本棚にあった「日本の文学」
を読むことにしました。

いくつかの短編を読むうちに
井伏鱒二の「ジョン万次郎漂流記」
の日本語のリズムに夢中になりました。
140文字でうまいこと、
面白い情報や期せずして
流れてくるニュースも
ありがたかったのですが、
このところ、組み立てが大きく
どっしりとした、流れて失われない
文章を欲していました。

むかし綴られた文章と
読み進める今の気持ちが
共有・同期する僥倖、
そして贅沢なことにまとまった時間が
取れたことは何よりでした。

年の初めに心に残りました
文章を引用しますね。

無人島での絶望の状態から生きると
決めた漁船の親方の宣言。

『ー世界のはては東西南北みな同じように、
行くところまで行けば
東西南北みな世界のはてにきまっている。

いや、この島はまだ世界のはてとは
思われぬにしても、
助け船がこの沖を通ろうとは夢にも
考えられぬ、今日この島に着いたが最後、
この島で朽ちはてるより
ほかはないのだろう。

しかし考えようによっては、
今日この島に着いたのが
天地初発(あめつちはじめのとき)
とも考えられぬでもない。
気を大きくして、
そういうことにしたらどんなものだろう?』

井伏鱒二 「ジョン万次郎漂流記」より
posted by cozue at 16:51|

2016年09月22日

『新しい道徳』 北野武 著

「気持ちいいから、○○しよう」、「自分のためだ」、「自分にいいことが返ってくる」
何かいいことをするのに理由を教えてくれる大人がいます。

そのあたりを今、語られますと私は何かいいたい気持ちがあります。
が、決して背徳な言動ではないために何かをいうことはまずありません。

しかし、著書は、「いいこと」を幸せの取引きに使ってはいけない、
とはっきり言うべきだということを思い起こさせてくれるのでした。

人が見ていようがいまいが「いいこと」は自分で考えて、決めてやるんだ!
そんなメッセージを真正面から受け止めました。

やさしい語り口調ですが、ほろ苦い幸福論。

子供の頃の道徳の授業が未消化の方、特におすすめの一冊です。


posted by cozue at 22:20|