2015年12月26日

黄金のアフガニスタン展 マスコミ内覧会

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クリスマスに九州国立博物館に行ってきました。
2017年1月1日〜2月14日まで公開される
『黄金のアフガニスタン展』のマスコミ内覧会でした。

”A nation stays alive when its culture stays alive"

「自ら文化が生き続ける限り、その国は生きながらえる」

と、アフガニスタン国立博物館には掲げられています。

かつては「文化の十字路」と言われる文化のハイブリッド地域でした。
紀元前2000年頃の金杯、アフロディーテ像の額には、
なぜはインドのビンディのようなものが施されたり、
ヨーロッパのガラス製品や、ギリシア文字の石碑など
文化の混じり合いがその土地の個性となる、
寛容で豊かな文化だったと想像できます。

ところが、1979年から続く内戦の混乱の中、多くの文化遺産、
美術品は、盗掘や破壊などの憂き目に会いました。

文化を守ろうと博物館職員らがアフガニスタンから命がけで持ち出し、
世界を巡回した展示物が日本にやってきました。
アフガニスタン国立博物館に掲げられたメッセージは心を打つものがあります。

いつかは祖国に戻れることを願わずにはいられません。

わたくしのおすすめは「魚装飾付円形盤」です。
1世紀頃に生きた人々もこのように
楽しんだのかなと体験できる企画もあります。

もうひとつ見入ったのは「ギリシア語刻銘付石碑台座」です。
台座に刻まれた古代ギリシア人生訓(どんな内容かはお確かめくださいね)
が内容も文字もかっこいいのです。
フォントとしては成立しない手彫りの文字と材質とレイアウト、
すべてのバランスが素敵です。

太宰府天満宮にお越しになられたら是非に。
posted by cozue at 13:20| Comment(0) | 美術