西南大学博物館さんの
『ユダヤ教の祝祭』の展示を拝観。
趣のある建物。素敵でした。
写真も撮っていいとのこと。
予約をして、ほぼ貸し切りの状態で
ゆっくりできました。
宗教的なことはわからないのですが、
宗教概念から生まれる芸術や
食文化には興味がございます。
何教であってもいずれもブレない
美意識というのがあり
いつも純粋に美しいところを
しっかり感受性に添加し、
讃えたいという気持ちで
向き合います。
そう思うことの
自由があるわたくしは
幸せだなと思います。
気になった美しいものたちは
こちらです。
スパイスタワー。
儀式の際ミルトスなどを入れるそうです。
小物入れや箱。
なんといっても特徴的なのはこのお皿
『セデル皿』食べ物の配置も
決まっているお皿です。
くぼみひとつずつに歴史的な意味合いがあります。
かわいいお皿ですね。
昔、『ポゼッション』という
ホラー映画があったのですが、
ユダヤ教のエクソシストで
すごくおしゃれでした。
全身ヨージヤマモトかしらと
思うくらい。正装なんですよね。
映像そのものもおしゃれ。
でもこわーい。
サム・ライミが製作ですもの。
全て合点がいく映画でした。
西南大学はキリスト教系の学校で
教授がリアルなものを生徒にみ
せてあげたいと貴重なものを
展示してくださったのです。
なんと一般にも無料開放いただき
ありがたい限りです。
常設では日本へのキリスト教伝来に
ついての展示で、こちらもよいのです。
少しそのあたりの歴史を知っているため
文書などもわかりやすい展示でした。
外にはユダヤ教やキリスト教ゆかりの樹木
ハーブが植えてありましたが、真夏ゆえ
あまりなく、なんといっても35度近い
暑さでゆっくり散策できませんでした。
また日を改めて伺います。
おじゃまいたしました。